アクリル絵具を使用した制作での筆の取り扱い
アクリル絵具は乾燥が早いため筆の取り扱いが非常に難しいです。
そのため獣毛などの高価な筆の使用は避け安価なナイロンの筆の使用がおおすすめです。
また筆を洗うのは使用後だけでなく、使用中もこまめに筆洗いバケツで筆を洗いましょう。
混色で使う筆
混色用の筆として100円ショップのナイロンの筆を消耗品として使い回すとコスパがいいです。
100円ショップの筆はナイロン以外だと抜け毛が多く使い物にならないので必ずナイロンの筆を購入しましょう。
筆洗いの手順
水で筆を洗う
筆洗いバケツの濁った水を奇麗な水に交換して筆を洗います。
アクリル絵具の排水は油絵具のブラシクリーナーとは違い一般家庭で流すことができます。
シャンプーで筆を洗う
筆洗いバケツである程度色を落としたシャンプーで筆を洗います。
やさしく手のひらで洗います。
色が出なくなるまで筆の根元から絵具を押し出すように洗います。
刷毛や毛の多い筆は、1回洗った後の逆さに吊るし根元にたまった絵具が重力で降りてきた後もう1度洗います。
シャンプー&トリートメント注意点
シャンプー&トリートメントのデメリットは腰がなくなったり絵具の吸いつきがが悪くなる可能性があることです。
シャンプー、トリートメン使用の体感ですが、筆のコンディション良好で問題がなく長持ちしています。ただし硬い豚筆などにリンス使うと筆の腰が弱くなる可能性があるので注意が必要です。
タオルで拭く
タオルで拭いて筆を自然乾燥させてメンテナンス完了です!
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