目次
エアブラシとは
- エアブラシは圧縮した空気で塗料を吹き付け塗装する道具です。
- カスタムペイントやネイルアート、絵画制作など幅広く利用されています。
- エアブラシは均一で美しい塗りを行うことができ、筆を使った描画では出せない精度でぼかしやグラデーションを作ることができます。
- 缶スプレーよりも霧が細かく、細い線を引いたり大きな面を塗ったり1本のブラシである程度使い分けて使用することができます。
エアブラシを使用した塗装は敷居が高いと思われがちです。しかし難しいテクニックを使わずに美しく塗ることにおいて、これほど便利な道具はありません。筆で均一に塗るほうがよほど難しく時間も工夫も必要です。
きれいなグラデーションを作りたい人や均一に塗ることに悩んでる方はぜひ導入しましょう!
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絵を描く人にオススメなエアブラシメーカー
エアテックス オリンポス
エアブラシ選びの2つのポイント
1 エアブラシのタイプ
エアブラシには「塗料が出る量」の調節方法の違いにより複数のタイプがあります。
ここでは絵を描く人に最適な「ダブルアクション」のエアブラシを紹介します。
- ダブルアクションの解説
ボタンを押すと空気が排出され、ボタンを引くと塗料が出るタイプです。
ボタンを引く幅に比例して塗料の出る量も多くなります。
後ろの「ダイヤル」を回してボタンを引ける幅を調節しボタンを引き切ることで
一定量の塗料を吹くことができます。
使い方はこちらで解説
2 エアブラシのノズル口径
エアブラシのノズル口径はミリ単位で表示されています。
数字が大きくなるほど塗料が多く吐出され大きな面積を塗ることができます。
絵を描く場合、大きな面の塗装と細かい描写を行う二つの使い方があります。
そのため口径が大きなブラシ(0.5mm)と小さいブラシ(0.2mm以下)を持っておくと便利です。
1mm以上のノズル口径で非常に大きな面積を塗装したい場合エアブラシではなく「スプレーガン」用います。
エアブラシ選びのまとめ
- 絵を描く人はダブルアクションタイプのエアブラシを選ぶ
- ノズル口径は大きなブラシ(0.5mm)と小さいブラシ(0.2mm以下)を持っておくと便利
エアブラシを扱う上での2つの注意点
1 塗料のミスト
エアブラシで塗装するとき、霧状になった塗料(ミスト)が部屋中に充満します。
エアブラシを使用する際は必ず吸収缶付きの防毒マスクを付けてください。
缶とマスクは別々で販売されていて2000円程度で揃えることができます。
霧になった塗料をそのままにしておくと部屋を汚してしまいます。
ミストを部屋の外に排出するためには換気装置(塗装ブース)を使用します。
塗装ブースの作り方はこちら
2 コンプレッサーの騒音
パワーがあるコンプレッサーは空気圧縮時に音が出ます。
音が気になる場合はコンパネ、石膏ボード、スタイロフォームなどで防音ボックスを作りましょう。
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