油絵を描き終わったら筆のメンテナンス!
筆に油絵具が付着したまま放置しておくと絵具が固まって取れなくなってしまいます。
制作が終わった後には必ず筆のメンテナンスをしましょう。
筆洗いの手順
筆についた絵具をふき取る

トイレットペーパで筆についた絵具を押し出すようにふき取ります。
この段階である程度絵具を取っておくとブラシクリーナーを汚さずに長持ちさせることができます。
ブラシクリーナーで洗う

筆洗器にブラシクリーナーをためます。

筆洗器の中のすのこでやさしく筆を洗います。
刷毛(はけ)の洗い方

筆洗器に入らないサイズのはけは絵皿にブラシクリーナーを出し洗浄します。
シャンプーで筆を洗う

筆洗器である程度色を落としたシャンプーで筆を洗います。
やさしく手のひらで洗います。

色が出なくなるまで筆の根元から絵具を押し出すように洗います。
シャンプー&トリートメントの注意点
コリンスキーやアカテンなどのやわらかい毛はシャンプーやリンスをする人もいます。
デメリットは腰がなくなったり絵具の吸いつきがが悪くなる可能性があることです。
シャンプー、トリートメン使用の体感ですが、コンディション良好で問題がなく長持ちしています。
ただし硬い豚筆などにリンス使うと筆の腰が弱くなる可能性があるので注意が必要です。
毛の多い筆をもう一度洗う

刷毛や毛の多い筆は、1回洗った後の逆さに吊るし根元にたまった絵具が重力で降りてきた後もう1度洗います。
タオルで拭く

タオルで拭いて筆を自然乾燥させてメンテナンス完了です!
筆洗器内のブラシクリーナーが濁ってきたら

筆洗器内のブラシクリーナーが濁ってきたら、筆洗器を洗いブラシクリーナーを交換しましょう。

牛乳パックに新聞紙を詰めブラシクリーナーを流します。
筆洗器の中のヘドロ状の絵具をスプーンでかき出し牛乳パックへ入れます。
ぼろ布にブラシクリーナーをしみ込ませ筆洗器の中に残った絵具をふき取り新しいブラシクリーナーを筆洗器に入れましょう。

牛乳パックはガムテープで口を縛って燃えるごみに捨てます。
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