【乾性油】油絵具に艶と伸びを与える

油絵具

乾性油とは

油絵具をキャンバスなどの支持体に定着させるための主な成分が乾性油です。
油絵具に混ぜることで伸びと艶が増します。油絵具の中にも乾性油が練りこまれています。

乾性油は一般的にテレピンなど揮発性油、ダンマルなどの樹脂と調合して使います。
調合の目安は揮発性油6、乾性油3、樹脂1。
描画層が上層に行くにつれ乾性油の量を増やしていくと柔軟で丈夫な画面を作ることができます。

乾性油の乾燥時間
乾性油は酸素を取り込み時間をかけて固化します。
非常に乾燥が遅いです。乾燥を早めたい場合、樹脂乾燥促進剤を入れて乾燥時間を短縮する必要があります。

乾性油の種類

リンシードオイル

亜麻の種子を搾油、精製してできたオイル。
固着力は強力だが乾燥後、若干黄色に変色します。
白など黄変が目立つ色に混ぜて使うのは避けるべきです。
濃い色の絵具に混ぜて使いましょう。

ポピーオイル

ケシの種子を搾油、精製してできたオイル。
固着力はリンシードに劣りますが黄変性は少ないです。
リンシードに比べ乾燥に時間が掛かります。


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2017.02.03

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