油絵具の白と黒の種類

油絵具の白と黒

油絵具の「白」と「黒」

油絵具には「白」と「黒」の絵具がそれぞれ複数存在します。
これら「白」と「黒」の絵具はそれぞれ「性質」や「色味」が異なります。
絵具の特性を絵理解し、状況に応じて使い分けることができればより一層表現の幅が広がります。

白い油絵具の種類

シルバーホワイト

伝統的な白の油絵具です。
程よい隠蔽力(着色力)があり堅牢な画面を形成します。
シルバーホワイトには混色制限がありバーミリオン、カドミウム、ウルトラマリンなどの硫黄系の絵具と混色するとシルバーホワイトに含まれる鉛と反応して黒色に変色する可能性があります。

ジンクホワイト

白の中で最も隠蔽力(着色力)が低く透明感のある青味がある白です。混色制限ありません。ジンクホワイトの上から絵具を乗せると剥離の原因になる場合があります。下地や中間層の使用は控え、仕上げ段階での使用を推奨します。

チタニウムホワイト

白の中で最も隠蔽力(着色力)が強く絵具の堅牢性もあります。混色制限はなく他の絵具と混色するとかなり白っぽくなります。乾燥は遅いです。

パーマネントホワイト

チタニウムホワイトの強すぎる隠蔽力(着色力)を抑えたものです。混色制限はなくチタニウムホワイトと同じように頑丈な塗膜を形成します。

黒い油絵具の種類

ランプブラック

隠蔽力(着色力)が最も高い黒です。混色に適しています。乾燥は遅いです。

ピーチブラック

青みがある黒色が特徴の絵具です。ランプブラックやアイボリーブラックに比べ隠蔽力(着色力)は弱いです。乾燥は遅いです。

アイボリーブラック

動物の骨を焼いたものが顔料で若干赤味かった黒色です。混色にはあまり適していません。乾燥は遅いです。


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