木枠に紗(スクリーン)を張ろう

紗(スクリーン)とは

紗はシルクスクリーン印刷に用いる細かい孔(あな)が開いたメッシュ状の布です。
紗の多くはポリエステル(テトロン)で作られています。
メッシュ状なので絵具やインクを通すことができます。

紗の穴の大きさ

「紗の孔」の大きさは数字表記があり数字が大きくなるほど細かくなります。
細かい図柄を刷りたい場合、より小さい孔の紗を使用します。
今回は150#(メッシュ)の紗を使用します。

紗を購入する

紗はシルクスクリーン用品を取り扱っているネットショップなどで購入できます。

よく利用するシルクスクリーン用品店

紗を張るための道具

「ヒッパラー」「キャンバス張り器」を使って紗を木枠に張っていきます。
今回は「キャンバス張り器」を使用します。

紗張り必要なものリスト

  • 木枠またはアルミのフレーム
  • キャンバス張り器
  • アイロン
  • クランプ
  • ボンドG17(ニコシ)
  • ヘラ
  • ペイント薄め液
  • カッター

紗張り手順

ボンドを木枠に塗る

「ボンドG17(コニシ)」を用意します。

ボンドG17(コニシ)」を木枠に塗っていきます。

ボンドは乾燥が早いので出してすぐにヘラで引き延ばします。
木枠上面全体にボンドを塗った後、1~2時間程度乾燥させます。

紗を切り目安を描く

木枠のサイズより5cm程度大きく紗を切ります。

紗の上に木枠を置き、木枠の内側をマジックでなぞります。

マジックの線は紗を張るときの目安になります。

紗を木枠に張る

紗を木枠の上にかぶせ、4つの角のうちどれか1つをマジックの線にあわせて水の入っていないアイロンで接着します。

接着部分を「クランプ」で固定します。

キャンバス張り器で紗を引っ張ります。
マジックの線が木枠から1㎝程度はみ出るようにして接着します。

接着した角と角の間を接着します。
木枠とマジックの線が合うように紗を手で引っ張りアイロンで接着していきます。

木枠をひっくり返して左角をクランプで固定します。

キャンバス張り器で紗を引っ張ります。
マジックの線が木枠から1㎝程度はみ出るようにして角を接着します。

短辺と同じように木枠とマジックの線を合わせて左辺を接着します。

紗を図のように斜めに引っ張って接着します。

木枠の角で紗が破れないように角をやすりで削ります。

斜めに1cm程度紗を引っ張りアイロンで接着します。
紗をヒッパラーではさむとき、中心ではなく左寄りにはさむと張りやすいです。

左側の短辺を1cm程度張り器で引っ張り、アイロンで接着します。

下側の長辺も同じように1cm程度張り器で引っ張り、アイロンで接着します。

全ての辺を接着した後、余分な紗をカッターで木枠にそって切り紗張り作業は完了です!

紗張りをやり直したい場合

紗を張りなおしたい場合、筆で「ペイント薄め液」を接着したところに塗ると紗を剥がすことができます。

ペイント薄め液注意点
「ペイント薄め液」は臭いがきついので必ず換気できる場所作業をしましょう。


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